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数字だけ見ると、大変な酒どころといえよう。ただ倉敷の美観地区には、〈萬年雪〉という日本酒らしい酒を造る森田酒造ひとつしかない。森田酒造は明治四十二(一九〇九)年の創業で、森田昭一郎氏は三代目にあたる。ピーク時には三千石を造っていたが、そのうち半分は某大手酒造メーカーに桶売りをしていた。しかしいまでは、三増酒造りとともに桶売りもきっぱりとやめ、備中成羽杜氏・杉本右一氏をはじめとする六名で千二百石を造っている。
三千石の能力の蔵で千二百石という、悠々たる酒造りである。米は県産米の朝日、あけぼのを多く使い、水は高梁川の伏流水を使っていた。しかし瀬戸内工業地帯の一角を担う水島地区の工場群が大量の地下水を汲み上げるため、瀬戸内海の塩水が逆流して使えなくなってしまった。そのため水道水をイオン交換したり、カリウムを添加するなどして使っている。また、県北西の哲多町にある金付山の天然水をタンクローリーで運んでもいる。
この朝日一等米と金付山の天然水で醸した〈萬年雪〉辛口純米酒はじつにおいしい。辛口と銘打って淡麗ではあるが、ほの甘く、やわらかさもあり、しっかりしている。白身魚にも合うが、天ぷらなど油ものにも負けない。この酒の力強さについて、森田氏は次のように語る。「当社では、酒のしぼりにヤブタはいっさい使いません。時間をかけて、酒槽でしぼっています。ヤブタで無理な圧力をかけてしぼった酒は、色が濃く出たり、夏のあいだに酒質が落ちて、秋にはヒネ香が出たりします。夏をしっかり越して、秋あがりする酒がいいんです。
とても落ち着いた、シックな印象の個室 赤坂 居酒屋店。見附駅から徒歩一分という立地も見逃せませんね。女性に嬉しいコラーゲン鍋も地鶏がとてもおいしいですよ。
サラリーマン&ウーマンの新橋 女子会なら、烏森口にあるちょっとクールな居酒屋がおすすめです。店内もちょっと落ち着いた雰囲気で、大人の集まりをさりげなく演出してくれますよ。
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そしてそれが、静かに広島の味を味わう雰囲気にふさわしい。広島の味は、何といっても瀬戸内の小魚である。献立の刺身の欄を見ても、おこぜ、かれい、ちぬ、さより、地あじ、小鯛、小いわし、たち魚などと、さざえ、あわび、よなき貝、みる貝などの貝類が並ぶ。これらは活造りや煮物、唐揚げなど何にでもなる。
そのほか活造りには皮はぎが加わり、煮物や唐揚げには、めばるやきすごが加わるところが瀬戸内らしい。そして冬季を迎えると、かきとふぐが広島の味の王様として強烈に季節を彩る。これら小魚を中心にした瀬戸内料理は、まさに香りを食べるというにふさわしい。そしてそれらを食べるには、これまた曲豆かな味と香りをたたえた名酒が必要になる。
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